余談:練習の話

ワークショップですが今月は希望者が全く集まらないので中止にします。

以前も一度同じ状況があったのですが三連休が二回ある月というのは皆さんワークショップどころじゃないご様子です(笑)正直なところうすうす懸念はしていましたがやはり経験則というのは少なからず当たることが多く、まぁ、しょうがないですね。

ちなみに10月は;

・10月9日(水):平日ワークショップ

・10月19日(土):フルコースワークショップ

を予定しています。当事務所主催のワークショップも残すところ10月、11月、12月の開催をもっていったん終了予定です。年明け以降はどういう形で実施するか一切未定です。

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それでワークショップ終了時に受講された方たちに必ず言うのが「練習してください」ということです。

意外にと言いますか、何でもそうなんですけど「わかったつもり」で終わるのが一番よろしく無い。要するに実際に自分自身の経験として体感しないと身に付かないんですよ。

当事務所のワークショップの募集要項にも「答えを教えない」とか「ヒントをお持ち帰り頂く」と書いているのは練習する上で何から始めて良いのか分からない場合や、帰ってから自力で問題解決できるようなきっかけを持って帰って欲しいからなんです。当然、ワークショップ終了後も卒業生からの質問には答えています。

どうしてそこまでするのか聞かれることもあるのですが、理由は簡単で私自身が苦労したからです。

今でこそ偉そうに人様に教えていますが、ここに至るまでには相応に大変でしたよ。

最初の頃はネット上のくだらない情報に惑わされ、モノブロックじゃないと撮れないんじゃないか、とか、やっぱ露出計は必要かな?とか、もうね写真の世界ってカルトな情報が反乱しまくってますから。ただ、そうこうしているうちに、「これは違う」と思えるくらい調べ、実際に自分で試してみてそれが自信に繋がったわけです。

よく、撮影で不安がる人がいるんですが、それって単に練習量が足りてないだけです。これは断言できます。

写真に限らずあらゆる「プロの世界」は練習量と自信って比例していると思います。

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それで本日の↑の写真は「ストロボ直」です。ここ数年音楽系の雑誌で特によく見かけるライティングです。私自身あまりやったことが無いので練習しました。

ストロボ直は影の付き方がガッチリし過ぎてしまうので敬遠されがちですが、当てる角度を変えることでドラマチックになります。これはワークショップの最初にやる「入射角・反射角」の応用で、ワークショップの卒業生の皆さんなら「ああ」と言ったところでしょうか。

いずれにせよこれは「ストロボ直」なのでクリップオンストロボだけしか持ってなくてもちょっとした工夫で演出できるテクニックは意外なほどにありますよ。

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三連休明けなのでいささかぼやき(?)に近い感じになってしまいましたな(笑)

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