コラム:「ネタ集め」考察

たびたび書いておりますが、更新がすっかり滞っております<(_ _)>

年明けからバタバタし過ぎておりまして、これがまぁーなんと言いますか、ねぇ(苦笑)

ほんとお恥ずかしい・・・。

それで本日はあまり公にしたくないのですが、「ネタ集め」について少し紹介したいと思います(私の場合ですがね)。

まず、撮影するときに絶対「ネタ=引き出し」が必要なわけでして、突然撮影イメージが脳内に沸き起こることなんてないんです(※私の場合ですよ。天才は世の中にたくさんいるのでそういう人には関係ないですよw)。

それで何をするかと言いますと、時間を見つけては「本屋巡り」をするんです。ちなみにこれは「どこでも良い」ということではなく、ベンチマークとなる本屋を決めておいて、定期的に行くことです。そもそも本屋の品揃えというのは担当者や取次(書籍の流通についてはググってね♪)、そして出版社の営業担当者などいろいろな人たちの思惑の結果なんです。

ただ、そうは言っても「トレンドを押さえることが店のポリシー」という書店がないわけではなく、政令指定都市クラスであれば一つや二つあるもんです。

そこで「だったらネットでも良くね?」という話になるのですが、これはこれで一理あるものの、私の個人的な意見としてですが;

書店に並んでいるのは商品=読む人がお金払う。

という絶対原則があるんです。ようするに本屋さんに並んでいる本とか雑誌は「買ってもらうためのもの」なんです。さらに言ってしまうと「表紙」というのは「第一印象決める要素」なのでそりゃ各雑誌一番気合いが入るポイントです。

さらに言ってしまうと雑誌の「サイズ」って意外とバラバラです。小さいもの、大きいもの、様々です。特に女性誌は大きい傾向があります。

なぜこのサイズなのか?、なぜこの写真なのか?、このライティングの意図は何か?

そこには無限の「妄想の余地」があるんです。見るポイントもたくさんあります。ポーズ、ライティング、背景の色、スタジオか屋外か、などなど。

ちなみに私は「不審者?」と思われるくらい見て歩きますw

ハゲたオッサンが女性誌コーナーで女性誌をガン見している光景は異様かも知れませんw

全身ユニクロ着たハゲたオッサンが男性ファッション誌を真剣に読んでいる光景は周囲からは「ダサイオッサンが無理してる」ようにしか見えません!w

しかし、そんな周囲の目線にひるむことなく、こちらは生活かかってんだからおかまいなし!w

そこでどういう本屋さんがお勧めかというと;

・店舗が大きい=品揃え(量)が豊富

・立地的に「おしゃれ」と言われているような場所=品揃え(質)に影響

・雑誌含め、面置きが多い=店舗の広さに比例

ザックリこんな感じでしょうか私の場合は青山ブックセンター本店六本木店、渋谷ならMARUZEN&ジュンク堂渋谷店ってところがメイン。それで意外と侮れないのがTSUTAYA三軒茶屋店で、ちょいちょい三軒茶屋に行くので時間のあるときはとりあえず立ち寄ります。

それでポイントはそれぞれの書店には個性があるんですね。この辺は地方の方には申し訳ないのですが、おそらく皆さんの地元にも「ちょっとパンチ効いた本屋」ってあると思います。なのでご自身にとっての「ベンチマーク」となる本屋を持つことです。

ただ、行っても絶対「写メ」とかしちゃダメですからね。私は写真のイメージを覚えるだけです。もうイメージ覚えるので必死で雑誌名が全く覚えられないという弱点があるんですが・・・・。

また、余談ですが、先日お食事をご一緒させて頂いた某大御所カメラマン氏は美容室に行ったときに、そこにおいてある雑誌を見たりもしているそうです。残念ながらハゲの私には「美容室での待ち時間」なぞというものは生涯ありませんが、美容室を利用している方たちは「あえて待ち時間を利用する」というのも良いと思います(美容室なら写メ撮っても怒られないしw(たぶん))。

ネット全盛で、出版不況と言われてますが、それでもやはり「書店」にはまだまだいろいろな可能性があると思います。

(以下、告知)

2/22開催のワークショップは開催決定です。まだ、若干ですが空きがありますのでご興味のある方は是非。

自分で言うのもなんですが、レンズだの、カメラがどうしたこうしただの、それって原理原則理解していたら「全く関係ない」と思うんです。ほんと、写真の世界って未だに中学生の性知識と同等レベルの都市伝説みたいなのがあるんですよね(さすがにあんまり細かいこと書けないけどw)。

プロなら「クライアントがOK出す写真」、アマチュアなら「自分が表現したい写真」

いろいろ人それぞれ撮影動機は違うと思いますが、もっともシンプルな前提ってこれ以外に何も無いと思いますけどねぇ。

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