大きなアンブレラで小さな光源を作る。
以前、「アンブレラのサイズのはなし」で照射面積の大小によって影の付き方が変わることを説明しました。
今回は逆に影を作る方法を一つ紹介します。43インチのコンバーチブルアンブレラで「小さな光源」を作る方法です。
まずはこちらから。
これは普通に使っています。つづきましてこちら;
どうですか?影が濃くなってますよね。どちらも43インチのコンバーチブルアンブレラを使っています。
さて、これはどうやったか?
こ
こ
は
考
え
る
時
間
で
す
。
正解は、アンブレラのシャフトの位置を変えたのです。要するにこういうことです。
●シャフトの位置変更前(通常)
●シャフトの位置変更
両者を比べると一目瞭然ですが、シャフトの位置をづらすだけで、照射面積を小さくすることができます。
それでシャフトの位置の「変更前」と「変更後」を比べると照射面積が小さくなっているのがわかると思います。
※このサンプルはわかりやすく見せるために絞りをかなり絞ってます。
さらに別な角度(真横)から見るとこうなっています。
●シャフトの位置変更前(通常)
●シャフトの位置変更
光の飛び方が変わっているのがわかります。ちなみに33インチのアンブレラと比較すると;
照射パターンが同じなのがわかると思います。
これで大きなアンブレラでも「小さな光源」が作れるのです。
(まとめ)
・大きなアンブレラでも小さな光源を作ることができる。
・照射面積が小さい=小さな光源。
・これは壁や天井バウンスでも同じこと。
ということで今回は軽めな感じで。
facebook comments: