Amazonで予約可能になりました。

どうやらAmazonで予約できるようになっています。

Amazonの初回の入荷量はさほど多くないというようなことを編集担当者から聞いておりますが、品切れなんてしないと思いますが(苦笑)一時的に欠品する可能性はあるかも知れません。

ちなみに表紙はこんな感じです。

書店で確認してから買う方は参考にしてください。

ひとまず、、、、

 




書籍のタイトル決まりました。

先日、ご案内しました拙著ですがタイトルが決まりました。

「クリップオンストロボ本格ライティング~オフカメラストロボ撮影を基礎から学ぶ~」

です。表紙もほぼ決まり、昨夜は色校、校正と長時間に渡る作業をしてきました。また、構成としては;

  • 序 章 なぜストロボをカメラから離すのか
  • 第1章 オフカメラストロボ撮影に必要な機材
  • 第2章 ストロボライティングのためのマニュアル撮影
  • 第3章 大きな光源・小さな光源
  • 第4章 ライティング機材の特徴と性質
  • 第5章 オフカメラストロボ撮影の実践
  • 第6章 白バック飛ばしと黒バック潰し
  • ケーススタディ

という内容です。書籍のタイトルに関しては私の権限の及ばないところですが、ワークショップの卒業生ならお気づきかと思いますが、全体の構成と言いますか流れはほぼ「ワークショップ」の流れです。また、ある意味当ブログの内容を再構成した感じなので「買いたくない!」という方は当ブログを繰り返し読むというのもアリだと思いますwそうは言っても書籍(有料)ということもあって掲載写真の99%は撮り下ろしですし、ブログとは違った気遣いというか、校正などかなりナーバスにやっています。それでやはり全体の内容を体系的にまとめてあると思いますので、分かっているけど改めて知識を整理したい方にはお勧めできるんじゃないかと思います。

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ちなみにですが、こうした技術書というのは出版社的にさほど売れる本でも無いらしく(苦笑)、詳細言えませんが初版部数はさほど多くないです。具体的な数字は言えませんが当ブログのユニークユーザー数(重複なしのユーザー数)の半分以下の部数(実際の流通量はそれよりさらに少ないそうです)なので、都内でも大型書店にしか流通しなさそうですし、東京以外の方は書店で現物確認してから買う買わないの判断をするというのがいささか難しそうな気がします。

そろそろAmazonなどで予約可能になるようですが、地方の方はAmazonなどのネット書店を利用するほうが手っ取り早い気もします。




ワークショップの内容が書籍になります。

最後の更新からすでに一年以上経過しており恐縮しております<(_ _)>

長い間何をしていたかと言いますと、私の通常業務やらでバタバタしたり、昨年の一月にスタジオを閉鎖したこともあり、ブログの更新どころではなかったわけです。また、同時進行で表題の書籍の準備にかなり手間取っておりました。

すでに原稿もほぼ完成し、あと一度(か二度)校正し、色校などを経て発売となり、もろもろスケジュールなど具体的になってきました。まだ、確定という状況ではありませんが、以下のような状況です。

●発売日:2017年2月25日

●価格:2,138円(税込)

●出版社:技術評論社

●タイトル:まだ決定していませんが、「オフカメラストロボライティングテクニック」みたいなタイトルです。

それでまだ作業している最中で、おそらく来週か再来週には脱稿予定です。

内容はワークショップと当ブログの内容を体系的に整理して解説している感じの内容です。ワークショップに興味があっても都合が合わなかったり、遠方の方などには大変お待たせしてしまい申し訳なかったです。

いずれにせよ正確な情報が入り次第こちらでご報告いたします。

これが終わるとやっとブログや動画に着手できます。

先日出版社で校正作業をしていたときの様子。あと一息!




検証:ホワイトアンブレラとトランスルーセントアンブレラ

相変わらずバタバタしております<(_ _)>

さて、そんな中、けっこう質問として多いのですが「ホワイトアンブレラとトランスルーセント(透過型)アンブレラ」の違いについてよく聞かれるので検証したので紹介します。

「検証」と言っても、最終的には好みの問題、撮影環境の問題、だと思っていますので「自分ならどうかな?」と想像しながら読んでください。

それではまずホワイトアンブレラ。これは反射面が白いのですが、特徴としては「反射」させる点にあります。これはわざわざ説明する必要ないと思いますが、シルバーでも同じ原理です。

それでトランスルーセントはどうかというと、こちらは「透過型」になりますので逆に;

こういう感じです。それで「光質」に関しても聞かれるのですが、多少はトランスルーセントのほうが柔らかいように感じますが、光質の違いに関しては被写体の材質や、人の恣意的な感覚に依存するので一概には言えないと思います。共通しているのはどちらも形状がアンブレラなのでソフトボックスのような指向性はなく、漫然と光が広がります。

それで光質以外の部分に関して両者の違いに関して言うと、「使い勝手」があると思います。これは明らかです。通常のアンブレラの場合、角度を付けるのが容易なのに対して、トランスルーセントは角度を付けるという点に関しては制約が多いです。

ただ、角度が付けやすい反面、「高さ」が必要になる。それでトランスルーセントのほうは;

ホワイトアンブレラほど高さは必要ないものの、下に向けるときの角度に制限があります。その一方、反射型のアンブレラは高さが必要で、透過型の場合は高さが反射型のアンブレラより低くても使える、というメリットがあります。

なので、最初に書きましたがあとは好みとか撮影環境次第、と言ったところです。

それで同様の質問として、「光量のロス」があります。アンブレラのほうがロスが少ないとか、トランスルーセントのほうがロスが多いとか、ね。これに関して言うとその差は僅差でしかないと思います。

どちらもストロボの光量は同じで、壁面の一点がF5.6になるようにライトスタンドの位置を調整してますが、光量のロスに関して言うと特筆すべき差を感じませんでした。

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それで割と知らない方が多いようですのでトランスルーセントタイプのアンブレラに関して、応用的な使い方をご紹介します。そもそも「ディフューザーがアンブレラになったもの」なので光りを柔らかくする効果があります。なので窓際に立てたり、晴天時に被写体(モデルさんなんかね)にかざして使う使い方もあります。

こういう使い方だと、窓にトレーシングペーパー貼るより簡単にディフューズさせることができます。この使い方に限らず、いろいろバリエーションは考えられる、というかいろいろあるのですが、ちょっと工夫すればすぐにわかる程度なので割愛します。

(まとめ)

・反射型と透過型のアンブレラでは光量の差は少ない。

・光質は被写体によっても変わるので、使い分けは好みの問題。

・光質や光量云々より、撮影環境や撮影意図で使い分けるのがスマートじゃなかろうか?

私自身もどっちがどっちと言われても、正直悩ましいところなので今回書いたように場所や意図で使い分ける、という以外に回答のしようがないのです。

ご参考まで、、、、




コラム:上海の撮影機材事情? ~後編~

前回は上海での撮影機材展示会の紹介をしました。今回は販売店の様子をご紹介します。

上海市内で一番大きな機材販売店と言われているのが「星光撮影器材城」というところ。

なかなか大きな建物で期待を煽るわけですが、中に入ると小さなカメラ店がビッシリ入っているだけです。ご存じの方ならわかると思いますが、一昔前の「中野ブロードウェイ」そのまんま。

一階はキャノンやニコンといったメジャーメーカーの商品を取り扱うお店が多いですが、二階以上のフロアからいささか微妙な空気になります。綺麗にしている店もあれば、ちょっと入りづらいお店も多々ある、というか入りづらいw

それで上海のこうしたお店の特徴は、基本的に店員さんたちは「飯食う」、「スマホ見てる」、「寝てる」のどれかです。ここに限らず今回いろいろ行ったところでだいたい同様の光景が見られます。「入りづらい」と前述しましたが、入っても相手にされない、面倒臭がられる、そんな印象。

愛想良いとか、呼び込みとか無縁です。それでも一応、背景布専門の店なんかもあったりします。

こうした専門店もあるにはあるのですが、だいたいどこも同じ商品を売っており、これで商売になっているのか?と感じます。

このお店のショーケースもなんだがガチャガチャしていて見づらいのですが、これはまだマシなほうで、ショーケースのガラスが煤けている店も普通にあります。

また、最近国内でも流通している中国メーカーのショップもあります。

これらのお店が直営か否か不明ですが、中では他のお店同様店員さんたちがスマホ見てるだけだったりします。まぁ、割と通販の拠点とか、問屋みたいな商売スタイルなんでしょうかね。

また、欧米系メーカーの機材を取り扱うお店もあります。

他にもハッセルなどの高級カメラを扱うお店もありました。こうした専門店がまとまって入っているというのは日本では見かけない光景ですが、ここで何万円もする機材を買うのか?と思うとちょっとそういう気分にならない空気感w

こんな雰囲気ですが、最上階にはリコーのサービスセンターらしき場所が・・・。

ちなみにこのフロアにはここ一軒だけです。

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それで場所を変えて、「家電量販店」らしきお店を見つけたので入りました。

見かけて入っただけなので、店名すらよく分かりませんが、こちらは日本の家電量販店に近い業態です。基本的に「家電屋」ですがカメラやパソコン、スマホなど家電以外の取り扱いもあります。ただ、基本的に内部は各メーカーの商品が一緒に並べられているというよりは、ジャンルごとに各メーカーがブースを出しているような感じです。最近、大手量販店でも見られるスタイルで、それぞれのブースには各メーカーのユニフォーム着た店員さんがいます。

そんな中でカメラコーナーがこちら。

この光景はかなり日本のカメラ店に近いと思います。ちなみに写真撮ってたら店員さんに注意されたので、前述した星光撮影器機材城よりもちゃんと(?)しているというところでしょうか。ただ、カメラコーナーはここに写っている範囲くらいで、アクセサリーの類いは見かけませんでした。

ちなみに販売価格は円安の影響もあって、日本で買うよりちょっと高いように思います。

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ひとまず二回に分けて上海の機材事情(というほどでもないのだけど)を紹介しました。上海は広いので他にもこうしたお店あるのかも知れませんが、いずれにせよ日本のスタイルとはかなり違います。上海に行った際に時間があればちょっと寄ってみるのも面白いかも知れません。

ご参考まで。。。

 




コラム:上海の撮影機材事情? ~前編~

さて、久しぶりの更新です。

先日、上海で行われた「フォトイメージングシャンハイ2015」という展示会に行ってきました。イベント規模としてはビックサイトで行われるような「カメラや撮影機材の展示会」より大規模な感じです。日本の撮影機材関連の展示会と違うのは、ブライダルフォト関連でドレスや撮影小物、撮影用のインテリア(家具)の展示もあります。

ひとまず会場に入るには事前に申し込んでおいた入場券でパスをもらい、入り口でボディーチェック、手荷物の赤外線チェックを受けてから入ります。

入ると日本の展示会と同じように各社のブースが並ぶのですが、カメラメーカーも出展してますが、それ以上にライティング機材のメーカーが多数出展しています。

最近、日本国内でもちらほら見かけるメーカー(ほとんど中国企業)も出展してました。日本の展示会でも見かけますが日本では各社小さなブースでの出展ですがこちらでは大々的に出展しています。ただ、英語が通じるケースのほうが希で、興味が沸いても話が聞ける企業は限られます。また、それ以上に「そもそもやる気がいない」ブースが多数ですので来場者そっちのけで談笑してたり、スマホいじってる担当者がほとんど。

そんな話はさておき、ストロボに関して言えば、モノブロックストロボ、クリップオンストロボともに「こんなにメーカーあったっけ?」と言えるくらいはあります。ただ、作りや品質はどこもさほど変わらない印象で、個人的にはさほど興味が沸きませんでしたw

YONGNUOのブースもチラ見しましたが、これと言って目新しいものは無い感じです。そうは言いつつ、あくまで仕事で行ってますので付き合いのある会社のブースには顔出して、商談したりもしました。

こうした感じは日本の展示会とさほど変わらないですが、目新しい商品を見つけたわけでもなく、わざわざ行ったのにネタとして面白みにかけます。ただ、やはりそこは中国というお国柄。「日本では見かけない光景」をさんざん目の当たりにしますw

機材の展示会場では日本もそうですがモデルさんを撮影するスペースがあり、カメラを持った方々が詰めかけている光景をよく見ます。当然、ここでも同様なイベントがあちらこちらのブースで行われています。

こうした光景を見かける一方、とあるブースでは撮影会の横で家族で食事してる光景はなかなか面白いです。

こんな光景見てしまうと、こっちのほうが面白くなります。なお、こうした「食事風景」はいたるところで見られます。

(カップ麺を食べる少女)

不思議なもので、どこでカップ麺とか弁当買ってきているのか最後までわからず。通路でカップ麺をすする人もいましたが、私が歩き回った限りでは売ってるところも、お湯もどこにあるのかわからずじまい、、、謎ですw

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適当にメイン会場を見回して気づいたのが、写真のフレームの展示が多いこと。

日本の展示会でもフレームの展示ブースはありますが、出展社数と規模が全然こちらのほうが多いです。また、「フレーム」と言っても「豪華な額縁」が多いです。中国に限らずですが、海外では写真を大事にし、けっこうお金かける文化が少なからずあり、それがこうしたところに出ています。

一通り、メインの会場を見た後に、二階の展示会場に移動します。こちらは完全にブライダル関連一色。

小物やウィッグなんかも展示されています。また、ブースによってはマッキントッシュが置かれていて、カップルの来場者らといろいろ商談している光景も見られます。どちらかというと、こうした場所なので女性が主導権を持って相手を連れてきている、そんな印象です。

また、「引き出物」の展示もあります。

こうして写真関連からブライダル関連まで、割と広範な展示が行われていて、もしかするとブライダル関連をメインに撮っているカメラマンなら、こうした海外の展示会を見に行くと日本には無い情報が得られるかも知れません。

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さて、簡単に上海での展示会の様子を紹介しました。それで次回はカメラ関連の「販売店の様子」を少しご紹介します。

ひとまず。




コラム:LightroomCCでHDR画像を作る。

さて、本日のお題は「HDR」です。

そもそもHDRとは何かというと、ハイダイナミックレンジ合成(high dynamic range imaging)のことです。

単純に言ってしまえば露出違いの複数枚の写真を合成し、明暗差を無くす合成手法、みたいなことです。

それで具体的にどういうことかというと、撮影した写真(の中(被写体やらその周辺))は暗いところがあったり、明るいところがあるわけです。これらをバランスよく露出を合わせる合成手法ということです。割と建築写真、特に不動産系のイメージによく使われているように思います。

ちなみに専用のソフトや各アプリケーション用のプラグインが販売されていましたが、今回バージョンアップされたLightroomにその機能が実装されたのでこちらを使って簡単に説明します。ちなみに個人的にはLightroom用のHDRプラグインを買おうかと思っていた矢先なのでラッキーではありました。

さて、早速ですがまずは露出違いの写真を三枚ほど用意します。三枚じゃなく、もっと多くても良いですし、一つの写真をLightroom上で露出を変えて複数枚用意しても良いと思います。

今回は前回紹介したラヂマルさんの店舗の外観写真で作ることにします。それでこうした建物でHDR写真を作る場合、できるだけ広角のレンズを使うのがお勧めです。また、後述しますがトリミングしやすいように「広めの画角」で撮るのがコツのように思います。

こちらは実際に撮影した写真ですが、それぞれシャッタースピードを変えることで露出差を作っています(±1段分ずつ)。ちなみにレンズは24mmです。

さて、こうして露出違いの写真を三枚撮影しましたが、これを合成するわけです。ちなみにGIFアニメで見るとこんな感じ↓

さて、実際の操作としてはLightroom上で上記の三つの画像を選択し(Ctrlキーを押しながらクリック)、メニューから;

「写真」→「写真を結合」→「HDR」

を選択するだけです。すると勝手にLightroomが合成し、プレビューを表示してくれます。

この時、「ゴーストの除去量」といった調整が可能なようですが、個人的にはよくわかりませんwまぁ、プレビューが表示されますのでこのあたりは任意で調整してください。それでここで「結合」をクリックするとLightroomに保存されます。

正直なところ、たいして難しいことありません。細かく色味や明るさ調整したりすることも可能なんでしょうが、それは必要に応じて調整してください。ただ、そんなことしなくても割とそれっぽい結果が得られます。

さて、ここからがちょっとしたテクニックですが、ここからレンズの歪曲を調整します。そもそも24mmという広角気味に撮ってるのと、あと、この写真は地上40cmくらいの高さからあおり気味に撮ってます(※三脚利用)。すると広角独特の歪曲が生まれます。

画面に「白線」を入れましたが「ハの字」にゆがんでいるのが分かると思います。それでこれを補正するのですが、このあたりはLightroom上で作業するメリットがある部分です。

ここから現像モードに移行し、右側のメニューから「レンズ補正」→「手動」を選択します。

ここから「垂直方向」への修正を加えます。それでこの時、画面にグリッドが表示されるのですが、このグリッドの垂直と建物の垂直部分を合わせるように補正します。便宜上、今回は垂直方向のみの補正をしましたが、Lightroomを使ってHDR合成をするメリットは細かな補正処理(ゆがみ、水平、回転、拡大縮小などなど)がしやすい点だと思います。

すると歪みは補正されますが、画面下全体に余白が生まれます。それで最初に書きましたが「広めの画角で撮る」というのはこうした補正後にトリミングしやすいようにするためです。それでトリミングして完成です。

と、長々と書きましたが実際にやってみるとあっさりできます。

(まとめ)

・LightroomCCを持っているなら実際に試してみたほうが早い。

・広角で撮る場合は歪みの補正をする前提で画角を広めに撮るのがポイント。

・簡単にそれっぽい結果が得られる。

個人的には手法としてHDRは知っていますが、多用するようなこともなく、数年前に専用ソフト使ってたことがあったくらいです。その後、LightroomでHDR風のプリセット作ったりもしましたが、今回正式にLightroomの機能として実装され、LightroomでHDR合成ができるとおのまま補正処理ができるのが大きなメリットのように思います。

最近のスマホやコンパクトデジカメなんかには「HDR風」に撮れる機能もあるようです。そう考えるとけっこうポピュラーな合成手法になっていると思います。

ご参考まで。

 




横から当てる料理写真のセッティング例

さて、かなり久しぶりの更新です<(_ _)>

それで本日はライティングのセッティングのお話です。先日、日本橋のラヂマルさんの料理写真の撮影をする機会がありましたのでそのときのライティングの話です。

早速ですが料理写真の撮影のセオリーとして「被写体(料理)の向こう側からあてる」というのがあります。これはこれでここ数年のトレンドですし、料理の場合は概ね被写体の向こう側から光を当てるライティングが主流のように思います。当然、それに対して異論を唱えるわけではありませんが、そんな都合の良い撮影環境ばかりではないと思いますので今回はあえて「真横」で撮ってみました。

セッティングは一種類です。

大きなソフトボックスと、その向かい側に大きめのレフ板です。大きなソフトボックスは大きな光源であるとともに、「疑似窓」としての役目、大き目なレフ板は影付きを和らげるためです。むろん、レフ板も大きければそれだけ「大きな光源」になりますからね。

それでなぜこういうセッティングにしたかというと、撮影するときのワーキングスペースを確保するためです。この設定なら正面に対して上下左右自由にアングル変えて撮れるんです。

ちなみに背景を白背景にしていますが、これはあってもなくてもかまいません。撮影しながらクライアントに確認し、不要なら外します。ちなみにこのセッティングで撮るとこういう感じです。

左側に影が出てますが、大きな光源で挟んでいるので柔らかい影付きです。また、上下に動けるスペースがあるので俯瞰撮影もそのままいけます。

それで今回はランチ(5種類)とメイン料理数種類を撮影です。皿の大きさや高さもけっこうな種類があり、料理に合わせてアングルを微調整しないとなりません。たとえばこちら;

こちらはこんな感じで撮ります;

また、料理の奥側から当てていないため、手前にレフ板を置く必要がないのでローアングルもそのままいけます。

こうしてこのライティングだと割とテンポよくバシバシ撮れます。むろんテザー撮影してますので時折クライアントに確認しながら「ちょっと違うなぁ・・・」と言われてもすぐに微調整して撮れます。

また、割と盲点ですが次の写真のような「深さのある器の料理」;

こういう料理(というか器)の場合、中の料理に光が入りづらいのですが、このライティングならレフ板を持ってもらうことで撮りやすくなります。

これは奥側からのライティングだと、カメラマンが撮るアングルにかなり制約が出るので撮りづらいと思います。

そしてこのライティングのポイントは大きな光源を使い、撮影アングルに自由度があるので、「あえて余白を作る撮り方」も簡単です。

どうでしょうか。

(まとめ)

・ライティングのセオリーは大事だが、あえて崩す柔軟性も時には必要。

・撮影意図や撮影プランを考えてセッティングを決める。

・光源サイズをうまく利用する。レフ板も大きければ「大きな光源」としての効果がある。

今回紹介したライティングが正解ということではありません。あくまで「考え方」としての例です。このブログやワークショップで言い続けている「原理原則の応用でしかない」ということです。

ご参考まで。