久しぶりのワークショップの感想

22日土曜日に第9回目のワークショップをやりました。

久しぶりのワークショップでしたので、私自身も少し勘所を取り戻すのに少し戸惑うところもありましたが、いろいろと新しい試みも入れました。

●私自身が全てのセッティングをする。

9回目にして初めて全てのセッティングを私自身がやりました。以前はスタッフにお願いしていましたが、実際のところこれではありがちな料理番組的な気がしていたものの、カリキュラムの時間配分を考慮すると仕方ない部分でしたが今回やっと実現できました。

当然、ずーーーっと喋っているのでもの凄く疲れますが、一挙手一投足全て説明しました。なぜこの位置なのか、なぜこの設定なのか、余すところ無くです。これは過去の受講生の皆さんにとっても貴重なのかも知れませんし、「だからどうした?」というご意見もあるかも知れませんが、少なくともこのブログを書いている本人がちゃんとやっていることの証明にはなるかと思います(笑)

●説明の仕方を変える、新たな説明方法を入れる。

今回、既存のカリキュラムの説明方法を少し変えました。毎回、話し方を変えるのですが以前のアンケートで多かった部分について新たな説明の仕方を加えました。これは継続してやっている私自身にしかわからない部分かも知れませんが、参加者の理解度が少しでも高まるなら少しの改善でも価値があると思っています。そこは少数制だし、参加した以上きっちり知識をお持ち帰り頂くというのがこのワークショップの変わらない部分です。

●新コンテンツを予定するも時間切れで断念w

今回、新たに「クイズ形式」のテストを最後にやるつもりでしたが、時間の関係でできませんでした。これはこのワークショップでやったこと、絞り、シャッタースピード、ISO感度、フラッシュエクスポージャーの4つの要素を本当に理解できているかを総合的に判断するためのコンテンツでしたが予定時間をオーバーしていたこともあり今回はできませんでした。

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新たな点としてはこんなところでしょうか。それで今回ご参加頂いた皆さんのお話を聞いていて思ったことですが、皆さんワークショップに参加されるだけあって、事前に予習をされていたり、ご自身でかなり具体的な課題を持ってご参加頂き、私も随時出てくる質問を聞いて嬉しく思いました。ただ、やはり知識が頭の中で「点」になっていてなかなか「線」になっていないというのは実感しました。

こればかりは実際に繰り返しやってみて、試行錯誤をするしかない。また、このブログの構成は「一話完結」もしくは「二話完結」程度でそれぞれのテーマが独立するような構成になるよう心がけています。そしてこの構成が逆に知識として「線になりづらい」のかも知れません。ただ、こちらとしてもそこまで親切じゃないですし(笑)、間違った理解をされても困るので「深追いした書き方」は避けてます。「文字で伝わること」には限界があるし、こういう不特定多数を相手に文章を書くと言うことは読者の読解力の差も考慮しないとならず、結果的に中庸な感じに書かざるをえないことも多々あります。

当事務所のワークショップはそこいらの「写真講習会」と違い、漠然と来たところで何か得られるようなものではないですし、ましてや「正解」を教えることもしません。これは何回も書いてますし、その理念は始めた時から変更ありません。逆にこうした理念をご理解頂いた方々に少なくともご参加頂き、他所と比して濃密なカリキュラムになっていると思います。

ひとまず、引き続き参加者がいればやるし、来なければやらない、という基本スタンスのまま、あと数回は私自身がセッティングまで含めてやろうと思いました(めちゃめちゃ疲れますがw)。

来月開催についてはまだ未定ですが、なるべく開催する予定で考えています。

ひとまず。

(補足)

※4月以降、現在「内税」ですが「外税」に変更予定です。

※外税変更に伴い値上げするかも知れません(細かなお釣りのやりとりしたくないんでキリの良い金額に)。

 

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