コラム:たまには応用例でも。

さて、本日のお題は「応用例」です。そしてなぜ今回は「コラム扱い」かと言いますと、ここのネタにするつもりもなく、ただの商品撮影の一環としてやったのですがあとで振り返ると「ああ、もっとブログのコンテンツ用に撮れば良かった」と反省したから「コラム」なのです(※「コラム」なので雑談も少々入ります)。

さて、これは何かというと「アダプター」です。「何アダプター」かなんて分かりません。英語では「stud」とか「Screw Adapter」とか「Thread Adapter」とか言うみたいですが、正確な呼称なんて無さそうです。要するに何かと何かをつなぐもので、分け方としては「オスメス」があるということです。

ちなみに、英語でもmale、femaleという分け方です。

そんな話はさておき、先日、スタジオで三千円撮影会をしたのですがその合間にスタッフ向けに練習かねて商品撮影を実践したんです。ちなみにこれは一般的にはこんな感じで売られています。

なにやらゴミが写ってますが、まぁ、こんな感じです。これはこれで良いと思いますし、世間はこれで納得すると思います(※そもそも興味がないかも知れませんがw)。

ただ、これじゃつまらないわけですよね?どうですか?

ジョーマクナリー風に言うと「パンチとドラマがない」んですよ。また、基本的に「せっかく作っても(撮っても)誰も観ないんでしょ?」みたいな商品写真の場合は「思い切り自由にやる♪」のが当事務所のポリシーなので、じゃあちょっと「パンチとドラマ」を入れてやろうかと。

それでこのときはこのテクニックの応用です;

透明なモノを白バック飛ばしで輪郭残しつつ撮る(タイトル長っ!)

要するに「透過物」ではありませんが、やたらと光が回る被写体です。また、このときは私の商品撮影のときの定番機材SB-060を使いました;

それでこれを後ろから当てるのですがただあてるとこうなってしまいます。

人によってはアリなんでしょうが、これだと飛びすぎてしまってます(私の主観)。

そこで手作りレフ板の登場です。

ここからが本番ですw

ここから徐々に被写体を後ろにづらしながら「欲しいイメージ」に近づけるわけです。

ほーら、来た来た♪

ほーらね♪

原理としては光の「ラッピング効果(光が回り込む効果ね)」を両サイドにレフ板を置いて「回りすぎる光を遮断してやる」というところがポイントです。そんなに難しくありませんよ。

(※「レフ板」と表記してしまいましたが「遮光板」として使ってますからね)

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かなり細かいところ割愛してますが、「原理原則」は全く同じです。そこに「隠し事」や「秘密」は無いです。

だって、同じでしょ?(※途中被写体変わりましたがこちらのサイトで観てくださいw)

まとめ;

・基本があるから応用ができるのです。トリッキーなことなんて何もない。

(おまけ)

前述した光源と同じ光で、正面から光を当て、手前にレフ板を置いて光を起こしています。

これだけでも被写体の両サイドに白く写り込みを作ることは可能で、撮ったあとにフォトショップで加工すれば良いんです。

これも応用と言えば応用ですが、前述した撮り方よりもオーソドックスなやり方じゃないでしょうかね。

ひとまずご参考まで。

 

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